宇宙戦艦大作戦 〜紹介ページ〜last update:2016/09/15
はじめに…というのもおかしな気がします。宇宙戦艦大作戦(本ゲームのタイトル)をAppストアに公開して2年以上が経過しました。 その間、公式サイトという名ではありますが、実質サポート専用のサイトのみしか存在せず、作品内容を紹介するページを作っていなかったのです。 というわけで遅まきながら「宇宙戦艦大作戦とは」のページを作ることにしました。 とっくにご存知の方もそうでない方も、ご一読ご笑覧いただければ幸いです… 宇宙戦艦大作戦とは
宇宙戦艦大作戦はiOS端末上で動くゲームアプリケーションです。
ジャンルはいわゆるSF宇宙モノで、RPG、ADV、ストラテジーの要素を含んでいます。 ゲームではありますが、グラフィックとサウンドをほぼ持っていない、アプリとしては手軽なもののうちに入ります。
ゲームを構成する重要な要素であるはずのグラフィック、サウンドのない「ゲーム」とは? ゲーム内容をまずは物語の部分から紹介していきながら、説明していきたいと思います。
物語の背景
そこではすでに星の海に文明、銀河連合を築いていた多くの種族が待っていた。
時代は遥か未来。人類は長寿化と肉体蘇生技術を発展させ、光速の壁が立ちはだかる太陽系の外へと漕ぎ出す。
銀河連合とそれを構成する代表的な種族に迎え入れられた人類は、彼らが構築していた超光速トンネルインフラを利用し、飛躍的に版図を広げることになる。
それからさらに時は下り、銀河の片隅にある地球系人類を中心とした田舎惑星に舞台は移る。
そこに新たに建設された銀河連合軍支部、衛星軌道基地に、赴任してきた経験の乏しい司令官。
それがあなただった。
人類の平均寿命800年から見ると若干の50歳、階級は准尉、しかも肩書は司令官「代理」である。
銀河連合軍士官学校を適当に卒業して、特に戦略的に重要ではない人手不足の間に合わせプレハブ基地へと、体よく飛ばされての着任だったのは薄々知っていたのだが…
シミュレータでの訓練スタート
出迎えてくれたのは若々しい女性だった。そしてかなりの美人。今後基地の仕事が始まって、ラッキーだったのはこれ一回きりといってもいいと思えるくらいの幸運である。
彼女の名前はシンディー。指令室付き秘書であり、衛星軌道基地建設の前身、地上支部だったころから勤務しているという地元の女性士官だ。
【シンディー】「お待ちしておりました、司令官!」
素直に代理だといい、そう呼んでくれと伝えると、彼女は頷いてから基地を案内してくれた。そこで待っていたのが、現場の軍人用、訓練シミュレータだった。
基地にはまだ兵士は一人もいない。地上訓練校の卒業生を待っている段階だという。遊んでいる施設がもったいないと思ったのだが、これが運の尽きだった…
………
ここで宇宙戦艦大作戦の物語の導入を一区切りして、ゲームの側面からの説明をしたいと思います。
先ほども書いた通り、このゲームはSFのRPGでありADVの戦略モノではありますが、それ以前の前提として、もっと大事なことがあります。 それは、宇宙戦艦大作戦はプレーしないゲームだということです。
一般に浸透している言葉では「放置系」ゲームといえば聞いたことのある人も少なくないと思います。これは昔のゲームの大前提であったプレイアブルの要素を、徹底的にそぎ落としたスタイルのゲームだということです。
プレーヤーは銀河連合軍支部の基地指揮官となります。指揮官の仕事は自分で戦うことではありません。部下に指示を出して作戦全体の面倒を見る。従来の「プレー」の部分は部下(あるいはゲーム内の自分の分身)に任せて、自分はプレイしない。
結果が出るまで待っていればいいので、反射神経を使うこともなく、忙しい社会人でも仕事の合間に宇宙軍の指揮官になれるという、大人のゲームと言えます。
では司令官代理の仕事が、具体的にどんなものであるのか、物語に話を戻して、スクリーンショットも交えて疑似体験してみましょう。
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